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第59話:人間工学の始まりは…
人間工学という言葉が世に出回ってから長い時間が立ちました。この言葉を聞くと詳しいことはわからないけど、なんとなく体に良さそうとかラクができそうと思う方も多いと思います。
そもそも人間工学の始まりはどのようなものだったのでしょうか。一説には、アメリカで航空機のパイロットが飛行中に計器を読み間違えてしまい、それに起因する事故が増えたことから始まったと言われています。航空機のコックピットには高度計や方位計などたくさんの計器が並んでいます。機種によって計器の配置や表示方法が違ったために、パイロットが計器を読み間違えてしまったそうです。機会の急速な発展に対して、それを操る人間がついていけなくなってしまったのです。これをなんとかしようと、高度計などの各計器の位置を決め、表示方法を統一し、パイロットの負担を減らすようになったのです。
 
その後、人間工学は人と機械のかかわりの中で、人を中心として、人間の心理的な面や生理的な面を考慮し、安全や環境、効率を求める学問としてスタートしました。現在ではその応用範囲も広がり。「人と機械」から「人と物」、「人と空間」といった分野にまで広がっています。具体的にいうと、爪楊枝のような小さなものから、宇宙船や都市空間といった大きなものまで応用できるようになっています。