ミズタニシザーズ オフィシャルサイトの 第60話:人間工学とハサミの設計のページです。

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第60話:人間工学とハサミの設計
では、実際に人間工学とはどのようなことをしているのでしょう。
一般にイメージされるのは腕などに電極を張って、筋肉の活動を測定しているところでしょうか。
基本的には人と物、人と空間といった対象について、「手で握るのか」「歩いて移動するのか」など、動作の測定と、「座りながら行う動作なのか」「前かがみになる動作なのか」といった姿勢の測定、指の太さや指を動かす範囲、身長など、身体的な数値の測定を行います。
 
家具や道具など直接人と接触するような対象では、身体的な負担を計測するために、筋活動の測定や血流の測定、体圧分布などの測定をすることもあります。また、アンケートや面接によって感覚的な評価も合わせて行われます。これらの測定した結果を分析することで、「この対象にはこのようにしたらよい」とか、「このようにしては危険だ」などの関係性が見て取れるようになります。
最終的に、この関係性を建築物や機械、ハサミなどの器具を設計するときに反映させていくのです。