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第81話:差を埋めるには?
器用さを埋めるためにはどのようにすればよいのでしょうか。先ほども少し述べましたが、何よりも訓練をすることです。人は繰り返し同じ動作をすることで学習し、同じ動作でもだんだんと早く、うまく動作を行うことができるようになってきます。訓練をしなければ学習することができないので、けっして上達することはありません。個人的に持つ素質の差は最終的に埋めることはできませんが、素質があっても訓練しない人より、訓練を重ねた人の方が器用さを身につけることができます。
 
この訓練にもポイントがいくつかあります。まずは、必ず実地で繰り返さないと学習されません。エアギターではギターの演奏がうまくならないのと同じです。そのかわり実地を繰り返せば必ず学習効果があります。長い時間の訓練を続けていくとだんだんと効果が頭打ちになっていきますが、それでも少しずつですが効果が出てくるものです。
 
また、訓練を行う運動の種類によって、忘れやすさの違いがあります。自転車を乗るように、流れるような動作の中で学習していったものは、ほとんど忘れることはありません。たとえ1年後でもほとんど忘れずにできます。自転車の乗り方や水泳は忘れにくい運動の代表的存在ですが、過去に記憶した法則や判断基準をもとにする運動は忘れやすくなります。組立て工場のようなところで、アニュアルで決まっているような作業では動作を忘れてしまいやすいのです。